テレビや書籍でよく見かける脳科学者、中野信子さん。
知的でユーモアのある語り口に、つい見入ってしまうことってありませんか?
そんな中野さん、いったいどんな人なのか気になって調べてみました。
特に結婚相手のことや、子どもの有無、そして出会いや馴れ初めまで。
なかなか語られないプライベートな部分にも触れていきたいと思います。
中野信子プロフィール
メディアではおなじみの中野信子さんですが、そもそもどういう背景を持っているのでしょうか?
東京出身で、1975年生まれ。
身長は158cm、趣味もかなり幅広くて、現代アートや香り、読書にスキューバダイビング、さらにはクレー射撃まで。
知的なだけじゃなくて、感性や身体性も大切にしている人なんだなぁと感じます。
個人的には、「脳科学者=堅い人」というイメージが覆された存在です。
出演している番組ではやわらかい語り口なのに、話している内容はめちゃくちゃ鋭いんですよね。
あのギャップに惹かれる人、多いんじゃないでしょうか。
中野さんは東京大学を卒業し、そのまま大学院で医学を専攻。
博士号も取得していて、その後はフランスの研究機関で働いた経験もあります。
キャリアの幅が本当に広いんです。
さらに美術館の理事も務めるなど、アートにも造詣が深いところがまた魅力的。
中野信子の結婚した夫は誰?
実は結婚しているんです。
しかもその結婚に対する表現がとても印象的でした。
あるインタビューで、中野さんは結婚生活を「良い靴」と表現していました。
「履いていることを忘れるくらい自然で、けれど、ないと困る存在」。
その言葉に私はちょっと感動してしまいました。
こういう話って、聞いているこっちの心まで柔らかくなるんですよね。
結婚って、感情を揺さぶることが多いものなのに、それをここまで静かで自然な言葉に変換できるところに、中野さんらしさを感じました。
私も結婚について「正解」がわからなくなる時期がありましたが、こういうふうにとらえられると、少し肩の力が抜ける気がします。
中野信子の夫はどんな人?
気になるのは、その「良い靴」にたとえられた相手ですよね。
中野さんの結婚相手は中野圭さん。
大阪芸術大学で准教授をされていて、教養課程造形音楽系列という分野を担当しています。
肩書きからもわかるように、芸術と教育に携わっている方のようです。
2人の出会いは2010年、筑波研究所でのこと。
当時は人工知能の研究に関わっていたそうです。
最先端の場所で、最先端のテーマに取り組んでいた2人が出会ったなんて、ちょっと運命的なものを感じてしまいます。
そして驚いたのがその後の展開。
なんと中野さんの方から積極的にアプローチして、付き合って1ヶ月で同棲スタート。
1年半後には結婚というスピード感。
これには思わず「中野さん、意外と情熱的なんだな…!」と感じました。
冷静沈着なイメージとは裏腹に、決断力と行動力もある人なんですね。
そこもまた魅力のひとつかもしれません。
中野信子に子どもはいるの?
結婚して10年以上が経っていますが、中野さんにはお子さんはいません。
ご本人の言葉では「子どもを産みたいという気持ちが湧いてこない」とのこと。
これは人それぞれの価値観ですし、そういう考えをはっきり言葉にできる強さもすごいなと思います。
世の中には「結婚=子ども」という無意識の前提がある場面もありますが、中野さんのように、自分の内側の感覚に正直でいられることは本当に大切なことだと感じます。
私自身も、「子どもを持つかどうか」についてはずっと迷ってきた派なので、こういう考え方に出会うと少しホッとします。
誰かの生き方に肯定されたような気持ちになります。
中野信子の出身や家族
中野さんの実家は東京都品川区。
都内でもアクセスがよく、文化や教育の環境も整った場所です。
家庭環境はというと、両親と妹がいる4人家族。
特に勉強を厳しく言われたこともなかったようで、本人の中にあった「知的な興味」が自然に伸びたのかもしれません。
妹さんについては、「特別に頭が良いわけではない」と語っていたこともあり、中野さん自身が持っていた独自性に気づいたのは早い段階だったみたいです。
5歳の頃から「自分は他の人とは違う」と感じていたと話していて、友達とうまくなじめなかった経験もあったとか。
そのときの違和感が、脳についての探究心につながっていったのかもしれませんね。
中野信子の学歴・経歴
中野さんの学歴は、まさに「天才」と呼ばれるにふさわしいものでした。
東京大学の工学部を卒業後、医学系研究科の修士課程へ進学。
さらに脳神経医学で博士号を取得し、その論文テーマも非常に専門的。
聴覚認知や知覚の神経機構について、fMRIとTMSを使って検証しているとのこと。
その後はフランスの国立研究機関「ニューロスピン」で研究員を務めた経歴もあり、日本に戻ってからも複数の大学で客員教授を歴任しています。
最近では森美術館の理事にも就任し、アートの世界にも活動の場を広げています。
これだけ聞くと、「スーパーエリート」という言葉が浮かびますが、実際にはとてもフラットで、親しみのある話し方をされる方なんですよね。
テレビで話しているのを見て、「この人、話し方もやわらかいな」と思った記憶があります。
個人的には、研究の話をするときの熱量と、日常のエピソードのゆるさとのギャップがたまらなく好きです。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
中野信子さんという人物は、学者としての顔だけでなく、一人の人間としてもとても興味深い人だと改めて感じました。
結婚に対する考え方や、子どもを持たないという選択、そして研究とアートの融合など、さまざまな価値観を提示してくれる存在だと思います。
これからも中野さんの発言や活動から、たくさんの気づきをもらえそうです。
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