芸能界の中でも独特の存在感を放つ壇蜜さん。
その結婚相手が誰なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、出会いから結婚、そして現在の結婚生活に至るまでのエピソードを、実際のインタビューや報道をもとにまとめていきます。
壇蜜の結婚した旦那は誰?
壇蜜さんの結婚相手は、漫画家の清野とおる(せいの・とおる)さんです。
代表作『東京都北区赤羽』で知られており、日常のちょっとした出来事を独特の視点とユーモアで描く作風が特徴です。
二人が結婚を発表したのは2019年11月22日。「いい夫婦の日」にあたるこの日を選んだのも、どこか壇蜜さんらしい落ち着いたセンスを感じさせますよね。
壇蜜の結婚した旦那との出会いや馴れ初め
意外とロマンチックで、でもどこか現実味のある出会い方でした。
壇蜜さんと現在の夫・清野とおるさんが出会ったのは、2017年3月に放送されたバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』。
赤羽をテーマにしたロケ企画で共演し、そこで初めて顔を合わせました。
ちなみに、それ以前にも壇蜜さんが清野さんのエッセイを新聞連載で紹介したことはあったものの、直接会ったことはなかったそうです。
そのロケ中、壇蜜さんが清野さんのマイクの位置を直してあげた瞬間に「この人かもしれない」と直感が働いたというのですから驚きです。
その後、壇蜜さんの方から連絡先の交換を申し出て、やがて交際に発展しました。
あの冷静沈着な印象の壇蜜さんが、自分から動いたという事実に、当時私はちょっとドキッとしました。
「ここを逃したくない」と思わせるような出会いって、そうあるものではありませんよね。
結婚に踏み切った理由とそのタイミング
「結婚=ゴール」ではなく「今を大切にする」ための選択だったようです。
壇蜜さんと清野とおるさんは、2019年11月22日、「いい夫婦の日」に婚姻届を提出しました。
ちなみに本名は「斎藤支靜加」さん。
結婚後は清野姓になりましたが、イニシャルが変わらなかったことも、結婚に前向きになれた一因だったと語っています。
結婚を決意したきっかけについては、「ひとりで生きる自信がついたから」と話しており、これがまた壇蜜さんらしいと感じました。
誰かに頼らなければ生きられないから結婚するのではなく、自立した状態で「この人と一緒にいたい」と思えたからこそ、結婚という形を選んだとのこと。
実際、子ども時代は共働きの母と二人三脚で生活し、単身赴任の父を支えるという環境で育った壇蜜さん。
そういった家庭の背景が、今の価値観に大きな影響を与えているようです。
結婚に対する考え方に正解なんてないとは思いますが、「自分で自分を支えられるようになって初めて他人と支え合える」というスタンスには、私も深く共感しました。
壇蜜の結婚した旦那との夫婦の形
近くにいすぎないからこそ、うまくいく関係もあるんだと気づかされました。
壇蜜さんと清野とおるさんは、結婚後も同居せず、いわゆる“別居婚”を続けています。
清野さんは漫画家として北区のアトリエで活動しており、週の半分だけ壇蜜さんの家に通ってくるというスタイル。
お互いの生活リズムを崩さず、それでいて心の距離は保てるという、絶妙なバランスを大切にしているようです。
私自身、結婚=同居という固定観念を持っていましたが、こういう形もありなんだと思わせてくれる2人の関係性には、新しい可能性を感じました。
ただ、2025年の初めに壇蜜さんが離婚を考えたという報道もありました。
理由は、自身の体調不良とその原因を巡る一部の心ない声に対して、清野さんが傷ついている様子を見たから。
「自分がいなければ、夫は責められない」と考えた末の決断だったといいます。
でも、清野さんは離婚に応じず、「誤解を解けるのは自分たちしかいない」と言って壇蜜さんを支えたそうです。
そのやり取りを知って、正直、ちょっと涙が出そうになりました。
言葉って、こんなに人を支える力があるんですね。
子どもを持たないという選択に込められた思い
「家族」のかたちは、誰かに決められるものじゃないんだと感じます。
壇蜜さんと清野とおるさんは、子どもを持たないという選択をしています。
交際中からその点について深く話し合うことはなかったものの、互いに自然と「二人でいるだけで十分」という気持ちを共有していたそうです。
清野さんが「自分は末代意識がある」と語ったことに壇蜜さんも共感し、両家にも事前に伝えたとのこと。
もちろん「孫が見たい」と期待されるプレッシャーはあったそうですが、それでも自分たちの考えを貫いたところに、強い信念を感じます。
子どもを持たない決断は、なかなか言い出しにくいものかもしれません。
でも、それをはっきりと明言してくれる姿には、勇気をもらいました。
私自身、将来どうするか迷っている部分もありますが、こんなふうに正直に生きるって素敵だなと思わされました。
壇蜜と清野とおるのプロフィール
壇蜜さんと清野とおるさんは、それぞれ異なる分野で活躍する才能あふれる人物です。
壇蜜のプロフィール
壇蜜(だん みつ)さんは、1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身です。
昭和女子大学附属昭和高等学校を卒業後、昭和女子大学人間文化学部英語コミュニケーション学科に進学しました。
大学卒業後、様々な職業を経験し、2009年にグラビアアイドルとしてデビューしました。
その後、タレントや女優としても活躍の場を広げ、多くのファンを魅了しています。
清野とおるのプロフィール
清野とおる(せいの とおる)さんは、1980年3月24日生まれ、東京都板橋区志村出身です。
成立学園高等学校を卒業後、大学に進学しました。
高校在学中の1998年に『ヤングマガジン増刊青BUTA』に掲載された「アニキの季節」で漫画家デビューを果たしました。
その後、実体験をもとにしたエッセイ漫画を中心に活動し、代表作『東京都北区赤羽』はテレビドラマ化もされるなど、高い評価を受けています。
まとめ
壇蜜さんと清野とおるさんの関係は、いわゆる「理想の夫婦像」とは少し違うかもしれません。
でも、そこにあるのはお互いを思いやる気持ちと、無理をしないスタンス。
誰かと一緒に生きていくって、こういうことなのかなと、ふと考えさせられました。
決まった形にとらわれず、2人が築いていく関係性。それこそが「結婚生活」の本質なのかもしれません。
私も、もし誰かと暮らすなら、こんなふうに自然体でいたいなと思いました。
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